LPOとは?LPを改善する9つのポイント

LPOとは、Landing Page Optimization。
ランディングページ最適化という意味です。

 

以前、LPOについてはこちらの記事でも書きました。
LPOとは?ランディングページ(LP)は絶対にスマホ最適化しましょう
この記事は、スマホにフォーカスした内容でした。
今回は、「登録率を上げるための内容の改善」にフォーカスしてみようと思います。

 

ランディングページというのは、最初に作っておしまいというものではありません。
作って公開することが目的ではなく、登録率・販売率を上げるのが目的なので、いったん作ったものをどんどん改善していく必要があります

 

なので、「価格は安いけど修正は1回しかしません」というような制作会社は、そもそものランディングページの目的をわかっていないということです。
制作料が安いところに依頼するのであれば、LPOはどうなってますか?と確認しておいたほうがいいでしょう。
自分で作るのなら、以下の作成ポイントごとに改善を行ってください。

 

1 コンセプトメイク

まずは売りたい商品やサービスの情報を整理し、まとめます。
コンセプトがぶれると、商品やサービスの魅力が半減するので、しっかりとコンセプトメイクします。

コンセプトメイクをさらに細分化すると

 

1 ターゲットは誰かを決める

売りたい層を絞れば絞るほど、高い反応が取れるLPを作れます。
例えば、結婚相談所のLPで
ターゲットを20代から60代までの女性にすると、誰にも刺さらなくなってしまいます。
でも「一度離婚を経験している40代女性」に絞ると、その層に刺さるLPが作れます。
これを「一度離婚を経験している大手企業で働く40代女性」とさらに絞り込むと、今度はその層には刺さるけど絶対数がグッと少なくなってしまいます。

 

2 伝えたい思いは何か

LPでは販売者の信念や、商品・サービスが生まれたストーリー、思い、世界観を表現し、伝えますが
見た人の印象に残るものでないと成約までにはつながりません。

 

3 共有できる未来像は何か

登録・購入してくれた人にどうなってもらいたいのか、具体的に表現します。
言葉でもいいし、画像でも表現できます。
例えば、40キロ台に戻って昔のジーンズがラクラク入った!
と文字で伝えてもいいし
こういう画像で表現してもいいですね。

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ここで大事なのは、ターゲットに刺さる未来像かどうかってこと。
よりターゲットに刺さる未来像を考えましょう。

 

4 ベネフィットは何か

3の未来像ももちろんベネフィットのなかの一つです。
あとは、登録者にとっての利益は何かということですが、
無料のプレゼントだったり限定だったり割引などが考えられます。

 

2 ターゲットリサーチ

何でもそうですが、商品を売ろうと思ったらターゲットのリサーチが一番重要です。
ターゲット層はどんなものなのか知っておかなくてはいけません。

 

年齢・性別・価値観・年収・消費先・職業・交友関係などによって、反応するキーワードや画像、世界観などが違います。

 

目先の割引に魅かれる層もあれば
数年先でも大きく返ってくる利益に魅かれる層もあります。

 

また ターゲットによって刺さるフレーズは変わります。
・時給10万円
・月収300万円
・年収4000万
これらは同じようなことなんですが、
それぞれ、刺さるフレーズは違うわけです。
登録率が悪いときは、リサーチの上、フレーズを変えるてみましょう。

 

どうやってリサーチするのかというと、ライバル商品のLPやサイトをチェックしたり、
ターゲット層が集まっていそうなsnsグループに入ってアンケートを取ったり
実際にターゲット層の人と話をしたりして登録されるヒントを得ます。

私は、ターゲット層に好まれる書籍のレビューを見たりもします。

 

登録率が悪いときは、ターゲットのリサーチ不足が原因であることが多いです。

 

3 世界観は演出できているか

似たようなLPが存在する中、訪れた人の印象に残るためには、過剰なくらいのインパクトがないといけません。
と言っても、ただ派手にするだけではダメで、その商品やサービス、また販売者が持つ世界観を演出しましょう。

自分で演出するのが難しい時は、映画や漫画などの世界観をモチーフにしてもいいと思います。

 

4 証明

どうしても、長くなれば途中の離脱率が高くなります。
なので、少しでも離脱を減らすために読者をひきつけておかなくてはいけません。

動画や実績画像・before-afterのような証拠画像を提示することで目を止めさせます。

 

5 保証・リスクの無いことの提示

リスクの無さの提示はできていますか?
返金保証・返品可能であることなどを明示しておくことは登録率を大きく左右します。

 

6 希少性・限定性・即効性

期間限定・人数限定のような限定性・希少性を持たせることは、購入意欲をかきたてます。
嘘はよくないけど、「今がチャンス」「もう次はないかも」と思わせることは大事です。

カウントダウンタイマーをつけるだけでも登録率が上がった例がありましたが、販売する商品にもよるので闇雲につければいいというわけではありません。

 

7 省スペース設計

つい、商品の魅力を余すところなく伝えたい、あれもこれも載せたいと思って、LPが縦に長くなりがちですが、
スクロールが少なければ少ないほど登録率が高くなることは知ってますか?
長くなりそうなときは、1スクロールに1つフォームを置いたほうが登録率を下げずに済みます。
登録ボタン・登録フォームを探してずっと下にスクロールしてくれる人はほんのわずかです。
パッと見て購入ボタンがなければ、ほとんどの人が離脱します。

 

少ないスペースにぎちぎちに情報を詰め込むと見辛くなるので、配置や情報量など迷った時はZライン・
Fラインを意識して、
左上からキャッチコピーを読ませ、真ん中にベネフィットを置き、右下にフォーム・購入ボタンが来るようにしてみましょう。

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8 取得情報

フォームの場合、入力する項目はなるべく減らします。
少なければ少ないほどコンバージョン率が高くなるので、まずは購入ボタンだけを置くのがベスト。
購入ボタンを押してもらったら、あとは必要項目を入力する画面を出してもほとんど離脱されません。

 

9 ソーシャル連動とバイラル

なかなか難しいですが、シェアしやすい・シェアされやすいLPを作ると、広告費をかけずに口コミで広がっていきます。

例えばこちらの「長島からのお知らせ」は 、もうだいぶ前のものですが斬新で面白かったので、FBやツイッターでシェアされまくりました。

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広告費は一切かけずに、シェアだけで一躍有名になったLPです。何を売りたいのかは謎ですが、ブランディングは大成功ですね。

おもしろいLPはシェアされやすいので、SNSをうまく使ってシェアされるためには、思い切ってLPを面白くしてみるのもひとつの方法です。

ただし、誰かの二番煎じではかえって評判を落とすので、オリジナルの面白さで勝負してください。

 

改善の際は、以上の点を順番に見直してみてください!

 

 

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