web集客は画像次第?

これまでたくさんのサイトを作ってきて思ったことは、サイトのクオリティは画像が半分くらいを占めているということと、web集客の際、商品のPRも写真次第だということです。

画像はサイトのクオリティを高める

いい画像を使うことで、サイトの信頼性やクオリティが高まります。さらに、高解像度の画像はスマホやタブレットなどのモバイルデバイスでもきれいに表示されます。そのために適切な画像を選ぶことが大切です。
 

でも、写真素材を自分で用意するのは大変です。

そこで、商用利用も可能な「ストックフォトサイト」を活用するとよいでしょう。ストックフォトサイトを使うことで、必要な写真素材を検索していつでもダウンロードできます。

そこで注意しないといけないのは、サイト全体で写真のトーンを揃えることです。
1つ1つの画像がキレイでも、トーンがそろってないと、ちぐはぐなイメージになってしまいます。
 
サイト制作をしていて、よく「なんかきまらないなぁ」と思ったら、だいたい画像がよくないから・・・ということが多いです。
 

素材集の写真を使うと色のバランスやコントラストが整っているので、なんとなくきれいなサイトにはなるけど、実際の商品やお店の写真を使った方が、統一感が出るのは明白です。

カメラマンではない Web担当者などが撮影した写真は、室内では照明の色の影響を受けたり、全体に暗くなったりして、トーンが低い印象になりがちです。そのまま使用するとWeb サイトの印象がチープになってしまいます。
 
なので写真の補正は必須です。
 

いい画像は商品の魅力を伝える

また、高品質な画像はユーザーの視覚的な興味を引き付けることができます。
飲食やアパレルではこの視覚的な効果というのが一番大事です。
画像が伝える情報量は、文字の約7倍だそうです。
 
ちなみに、動画は文字の5000倍。圧倒的ですね。
動画を載せられたら、それに越したことはありませんが、サイト内の商品紹介ページや、サイトのデザインそのものにすべて動画を使うわけにはいきません。
 
なので、まずは画像を使うのですが
いくら商品購入へ完璧な導線作りをしていても、肝心の商品が魅力的に見えないのであれば台無しです。
 
ネットを見てる人は、画像やバナーを一瞬しか見てくれません。
一瞬見たときに惹きつけられない画像はスルーされるだけです。
実物は美味しそうなのに、画像がダメだったらもったいないですよね。

プロのカメラマンに撮ってもらいたいけど、予算の都合上、特に情報の即時性が求められる更新頻度の高いWeb サイトでは、担当者がスマートフォン等で撮影した画像を使用する場合が多いです。このようなときには、写真画像をできるだけ美しく見せるための補正が必要になってきます。

一般的に、写真を補正するときは、Photoshopで補正をします。

一番よくする補正が色のバランス調整です。強く出ている色味によって、「黄色かぶり」「青かぶり」などと言われます。屋内撮影の際に照明の色が強く出過ぎてしまい、画像のなかで一定の色が突出している状態です。その色を抑えて表示するように、全体のカラーバランスを調整しないといけません。。

また、暗くつぶれてしまっている部分を明るくしたり全体のコントラストを変更したりして撮影時の露出の状態を補正すると、写真画像のイメージが大きく変わります。画像内の明るさや暗さをコントロールして、暗くつぶれた部分を明るくしたり、全体の明にメリハリをつけるなど、細部のコントラストや表現に注意して補正すると、高機能なカメラで撮影したようなイメージに仕上げることもできます。

 
例えばこのケーキ。
元々の画像がとても暗く、せっかくふわふわしっとりのケーキが、おいしそうに見えない・・・
 
 
 
そこで、明るさの調整、レベル補正、彩度の調整、カラーバランスの調整
などをしてみましたが、残念なことに、ケーキの上の粉砂糖が潰れてしまっています。
くぅぅ〜
 
まぁ自分ではなかなかいい出来だ!と思っていたのですが
こちらの画像をご覧ください・・・
 
プロのカメラマンの河本さんが撮った画像です。(河本さんのHPはこちら
おいしそうですね、とっても。
ていうか、悲しいくらいにクオリティが違いすぎますね。
 
やっぱりプロに頼むのが、一番売り上げアップにつながりそうです。
 

補助金などで予算が多めにある場合は、画像にお金をかけたほうがいいと、個人的に思います。

河本さんみたいにテーブルセッティングしてくれるカメラマンなら最高ですね✨
以前、商品の撮影をお願いしたカメラマンから、「商品画像だけしか撮れない」と言われました。
テーブルコーディネートはできないし、そういう専門の人にやってもらってくださいと。
カメラマンって、基本はそうなのかもしれませんね。

こんなふうに、テーブルコーディネートまでしてくれるカメラマンは希少なのかも。

「web集客は画像次第?」への2件のフィードバック

  1. パンの集合写真は、狭くて暗い倉庫で撮りました。
    表はお客さんが入るしオーブンのそばは暑いから。

    暗い場所でも料理の撮影は大丈夫です。
    足元の安全のためコンセントやスタンドは使ってません。

    見本をご紹介いただきありがとうございます!

    1. 狭くて暗いところであれだけのクオリティが出せるなんて、やはりプロだなと思いました。
      というか、綺麗に撮るだけじゃなく、テーブルセッティングのセンスもすごいなって思います。
      別の案件で撮影に立ち会ったことがありますが、テーブルセッティングはフードコーディネーターの人にやってもらってました。

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