ランディングページやバナーなど、広告を作る立場のWebデザイナーである私が言うのもなんですが
これからの時代、ネット広告では物は売れなくなります。断言してもいい!
ユーザーがネットの世界に慣れ、仕組みがわかり始めてる今、広告は邪魔なだけの存在。
あなたも思ったことありませんか?
必要な情報を検索してて、たどり着いた記事がものすごい売り込みと誇大表現満載な広告だったら
なーんだ、売り込みかよ。
って。
また、せっかく有益な情報が書いてあるブログ記事に広告がべたべた貼られてたら、なんかちょっと萎えませんか?
私はかなり萎えます。少し幻滅します。
少しでも稼ごうとしてる必死感が伝わってきて。
稼ごうとすることを否定してるのではありません。
利益を得るためにみんな頑張ってるんですから。私もそうです。
ただ、煽り文句とか誇大表現満載の広告、ちかちか点滅するバナー、記事を見てたらいきなり現れる売り込みやメルマガ登録のポップアップウィンドウ。
もうやめてーって思います。
そんなもの仕込んでるサイト主からモノを買いたいと思わない。
ネットで商品サービスを売るために必要なこと
では、ネットではモノが売れなくなるのか?というとそうではなくて、売るたの必要な要件を満たしていれば、必ず商品サービスは売れます。
では、必要な要件とは何なのか?
それは、ずばり販売者がいかに信頼できるか。
記事の邪魔をするような広告、誤クリックを招くような広告を貼ってない、信用できる人。誠実な人。
あと、ちゃんと実績がある人。本当にいい商品を誇大表現なく正直に販売してる人。
そんな人から商品を買いたい。
アカモクの株式会社EVAHの場合
先日LPを作らせていただいた、株式会社EVAHの吉見さんは、最初のヒアリングでこう仰いました。
「煽るような言葉は使いたくないんです。この業界全体が活性化すればいいと思ってるので、他社を落とすような言い方もしたくありません。」
このLPです⇒
アカモクそのものに価値と自信があるからこそ出てくる誠実な言葉だと思いました。
あと、リピート率98%!!とか数字をごまかす販売者は多いのですが、吉見さんは「4人に1人がリピートしてくださってます」と正直な数字を出してくださいました。
これ、本当にリアルな数字です。
実際にいろんなLPを検証してきましたが、リピート率98%なんてありえません。
独占企業じゃあるまいし(笑)
4人に1人がリピートしてくれてるなら、かなりいいほうです。だってスーパーでもアカモクが買える時代ですから。
こういう、正直な数字を出してくる販売者は、本当に誠実な販売者ですよね。信用できます。
この人が推す商品は、絶対に間違いないんだろうなって思っちゃいます。
そう。商品やサービス自体ももちろん大事なんだけど、誰から買うか?が問われる時代になってきてるのです。
私の場合
それは私自身も先日の勉強会で身をもって感じました。
参加料は無料だったんですが、自分自身、全然そこでバックエンドを売る気もなく、とにかく初めての勉強会に来てくれた方々に感謝しかなかったので本気でアドバイスしました。
来ていただいた方たちはとても喜んでくださり、私の話し方とか全然ダメダメだったのに、それにアンケートも用意してなかったのに、ほぼ全員の方がメッセージで嬉しい感想を送ってくださりました。
そこで思ったのが、売り込みがすごいのもダメだけど、だからと言って売り込まないことが大事なんじゃなく、誠実に一人一人と向き合う姿勢が大事なんだなと。
これからのWeb制作に求められること
だからこれからのWeb制作は、反応が取れるボタンを検証することではなく、いかに販売者がユーザーのことを考えているか、いかに信頼できるか、を出すかにかかってます。
ただ単に制作をするのではなく、販売者や商品の内側から信用や誠実さを引き出し、見える化していくことが大事。
私はそんな制作者でありたいと思っています。
そのためにも、日々、勉強することは大事だし
私自身がまず、クライアントさまのために精一杯のことをしていくという方針を強化せねばと改めて思いました。