シニア向け制作物を作るポイント|特に色の話

シニア女性を「年を取った女性」と思ってはいけない!
いつまでたっても女子なんだから!
というツイートを先日しました。

 

私は子供時代、おばさんになったらきっと渋い色の服を着て演歌が好きになるんだろうなと思ってました。
森進一は嫌だな。前川清あたりならまだ許容範囲かも・・・なんていらん心配をしてました。

 

が、40過ぎても演歌なんて1年のうち1分も聴かない。興味ない。

いまだにロックが好きだし、スピードメタルのsyuとか最高にかっこいいと思ってます。

さらに吉井和哉なんて心の恋人すぎるし、奥田民生にいたっては脳内旦那です。

 

キモいと言わないで?

あなたもおばさんになったらわかるから。

 

いくつになっても中身は大して変わらないんだよw

 

だから、今の時代のシニア世代も、若いころと大して変わってないと思われる。

 

私の犬仲間に60歳代の女性がいるけど、スタイルもいいし見た目も会話も若い。
私は犬仲間の中では彼女が一番好きだし話してて楽しい。

きっと若い時から機転が利く人だったんだろうな。そして今も中身は変わってないんだろうな。

年の分だけ成熟してるけど、それは古くなってるってわけじゃなく、人として成長してるということ。

だから魅力的な人はより魅力的になっていくんだよね。

 

今のシニア世代が若かったころ流行った服を見ればわかる

話を戻して、今のシニア世代と言ったら60歳代くらいでしょ。
若いころは40年前としたら1970年代後半。

いまの70歳代だったら、40年前は1960年代。

60年代~80年代のファッションってこうだよ?
60年代ファッション
出典:http://www.fashion-pictures.com/1967-68/

70年代ファッション
出典:https://jelly-media.jp/posts/470

80年代ファッション
出典:http://nespritfuk.ocnk.net/product/926

めっちゃカラフルだしかっこいいよね。いや、ダサいのもあるけどw

この頃の彼女たちのセンスから、年を取ったからってこんなシニア向け配色のこんなセンスに変化するわけないっしょ。
こちらは配色サイトでシニア向け配色を検索した時に出てきた配色です。

シニア向け配色だって

 

シニア世代もかわいい色とかかわいいデザインが好きだってことは明白。
ただ、渋い色の服を着るようになるのは、自分にはポップでかわいい色は似合わなくなってきてるんじゃないかという
彼女たちなりの謙虚な気持ちがそうさせているだけ。

 

制作物は身に付けるものではないので、思いっきり彼女たちの好みに寄せたほうがいい!
地味な色合いの広告よりも、きれいな配色の広告の方に目が行くのはいくつになっても同じ。

 

シニア世代向け制作をするときに気を付けるべきポイント

 

でもやっぱり気を付けるべきポイントはあります。

 

シニア向けの制作で私が気を付けていることは、デザインをスッキリと見やすく分かりやすく。
文字は大きめに読みやすく。
ごちゃごちゃかわいいデザインは作らない。人それぞれなので、ごちゃかわいいのが好きな方もいるかもしれないけど、傾向として。

 

年とともに、中身は変わらなくても視力等の感覚は老化していってるからね。
パッと画像を見た時に一つ一つのオブジェクトを判断する能力は衰えてるし、老眼で小さい文字は見えない。
私も40代半ばだけど、もうちいさーーい文字は見辛いもん。

 

そして、昔はごちゃごちゃ好きなものを詰め込んだ部屋にしてたけど、今はいたってシンプル。
スッキリしてるのが落ち着くし、何がどこにあるのかわからない状態は落ち着かない。

ごちゃ
ベッキーをイメージしたごちゃかわいい部屋だってw

出典:http://official-blog.line.me/ja/archives/4780484.html

 

シンプルな部屋

こちらは私の理想とするシンプルイズベストな空間。

 

デザインもこれと一緒。

きれいな配色+シンプルなデザイン+見やすい文字
これがシニア向け制作物の式です!

 

 

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