Amazonでターゲットを知る

前回に続いて、Amazonの便利な使い方についてお話しします。

私はランディングページやセールスレターを作るのが主な仕事なんですが
LPなどを作るときは、デザインだけ頼まれる場合と
ライティングも含めて頼まれる場合があります。

ライティングまで考える場合は特に、
まずターゲットが誰なのかをはっきりさせないといけません。

ターゲットが定まっていないと、刺さる文章が書けないからです。

例えば、「これを買ったら何にも縛られない自由な生活が手に入ります」

こんな風に書かれていても、サラリーマン、ニート、
退職した人、主婦、大学生・・・
どの層にもピンときません。

1000人のいろんな層の人が見ても、たぶん購入ボタンを押すのは0.1%くらいです。
つまり1人。

でも、サラリーマンにターゲットを定めて
「あの嫌な上司に辞表をたたきつけて、
わずらわしい職場の人間関係から永遠に解放されます!」
と書かれていたら

おそらく、1000人の中にサラリーマンが200人いたとして
その中の5%が反応したとしたら10人から購入してもらえることになります。

いかにターゲットを絞ることが大事か
数字を見れば一目瞭然ですね。

そこで、ターゲットを絞るんですが
どんな言葉を使えばターゲット層に刺さるかが問題です。

ここでAmazonの登場です。

先日お話しした「なか見!検索」だと、書籍の中身まで含めて
検索できるので
「サラリーマン 悩み」などで検索すると
それについて書かれた本が出てきます。

そういった本のレビューで
サラリーマンの生の声が見れるわけです。

レビューって本音が書かれてることが多いんですよね。

どんなことで悩んでいるのか
どんな言葉に感銘を受けたのかが
わかります。

自分が属さない層の気持ちや声を知りたいときに
Amazonのレビューはとても役に立ちます。

そのほかにも、ツイッターやフェイスブックで
リアルなサラリーマンの投稿を見ることで
本音を見ることができますが
一人一人の投稿を、さかのぼって見ていかないといけないので
結構大変です。

Amazonのほうが手っ取り早いです。

ランディングページを作るときだけでなく
モノを売る仕事をするときは、ターゲット層の生の声を
集めることが一番大事です。

ちなみにこの方法は、知り合いの営業マンから聞きました。
彼も自分が抱える見込み客に、定期的に情報発信をしているそうです。

保険屋さんなので、いろんな層をお客さんがいて
毎回、ターゲット層を変えて文章を作っているそうなんですが

その際に、アマゾンのレビューが参考になると言ってました。

あなたも是非活用してみてください。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

nineteen − 18 =