子供の人格形成のためには、突き放すことも必要!

かわいい子には旅をさせよ というのは有名なことわざですね。

子供を本当に大事に思うなら、かわいがるだけじゃなく、厳しい環境に置いて辛い経験をさせなさいっていう意味です。

 

子供を持って本当に思うんですが、このことわざはめっちゃ正しい!!

子供って親にとっては大事な大事な宝物。
嫌な思いとか辛い思いなんてさせたくない!!!
って、つい思ってしまうけど

 

大事に大事に育ることが、本当にその子のためになるのかな?って思いませんか?

 

本人は親に守られてる間は、そりゃー幸せでしょう。

でも長い目で見ると、いずれ自立しないといけない日が来ます。

 

極力嫌なことや辛いことから遠ざけられて、ぬくぬくと育った子供は、いきなり社会の荒波に出るわけです。

 

嫌なことなんて日常茶飯事です。
毎日辛いことばかりです。

 

そんなとき、打たれ慣れてない子は、「こんなのありえない!!」って、きっと逃げてしまいたくなるでしょう。

 

だから、小さいときから親は子供を厳しい環境に放り込むべきなんです。

 

いや、厳しい環境に放り込む以前に、まずは親自身が厳しく育てないと。
厳しくと言っても、言葉を乱暴にするとか悪いことをしたら怒鳴るとか叩いたり蹴ったりするとかってことじゃないです。

「甘やかさない」ってだけで十分。

 

買わない

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「買って買ってー」と、どんだけダダをこねても、絶対に買わない!!
買ってもらえるのは誕生日の時かクリスマスの時だけ。
でも〇〇を頑張ったら、特別にご褒美に買ってもらえる。
というようなルールを作って、それを守らせる。

 

うちの子もダダこねが激しくて、つい折れそうになったり、実際に折れてしまったりもしたけど
基本はどんだけ泣きわめいても放置していました。

 

そしたら子供ってそのうち、「泣いてもダメなんだな」って悟ります。

この悟りは、ずっとその子の意識の中に刻まれるので、大人になっても我慢できる人間になります。

 

途中で辞めさせない

一度やると言ったことは、途中であきらめさせない!

例えば、習い事。

 

辛いからとかきついからとか、子供はいろいろ言ってきます。
でも、自分でやると決めたことは、絶対に途中でやめさせたらダメだと思います。

 

きついからって途中ですぐ辞めさせてしまうと、辛かったらすぐに逃げる子になります。

(本気で辛い理由があるなら別ですが。
そして、いじめとか暴力からは逃げるべきだと思うけど。)

 

一度就職した会社を、ちょっとでも人間関係が辛かったり、仕事がきつかったりするとすぐに辞めてしまう人間になります。

ブラック企業で、病気になるくらいのひどい扱いを受けている場合なら別ですよ。
ここで言ってるのは「ちょっとでも嫌になったらすぐに辞める」ってことです。

実際こういう人って結構いますよね。

 

親が代弁しない

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子供に聞いてるのに、すぐに親が答えちゃうことってないですか?

 

最初から社交的な子供なんて、滅多にいません。
最初はみんな、お母さんの陰に隠れちゃうものです。

 

でもだからと言って「うちの子は引っ込み思案だから~」って
親が子供の代わりに答えるのはよくない!

 

自分で意思表示できない人間になりますよ。
これってコミュニケーション能力がない人間になるってこと。

 

一番深刻かも。

 

生きていく上で、他人とコミュニケーションを取ることはとても重要なこと。

コミュニケーション取れないから会社が嫌になったり、うまく気持ちを伝えられなくてどんどん自分を追い込んで鬱になったり、ひきこもりになったりするんです。

 

大人になって治そうと思っても、そんなに簡単には治らない。

 

時間がかかってもいい。相手を待たせてもいいから、子供に話しかけられたときは、子供に応えさせましょう。

 

うちの場合

うちの子は、習字と剣道、ピアノを習っています。
全部、自分でやりたいと言いました。

だから絶対にやめさせませんw

 

ピアノは大好きで辞める気はないみたいだけど、問題は剣道。

 

剣道って、ほんとに辛いスポーツみたいで、常に辞めたい気持ちがあるようです。

でも3段とるまでは辞めちゃダメって言ってます。

 

最初は見てるのが辛くなるくらい、弱弱しくて、「そんなに強く打たないであげて~」とか
「喉が渇いてるんじゃないのかな。早く休憩させたらいいのに~」とか思ってたけど

グッと堪えて、子供を信じました。

 

めちゃくちゃ怖いスパルタ先生の稽古も、泣きながらも頑張り続けました。
バシバシしごかれるけど、その先生は子供たちへの愛情がものすごく深いので、子供は先生のこと嫌いではないみたい。

 

おかげで、あんなにひ弱で甘えん坊だった息子も、心身ともに強くなりました。

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特に精神面を鍛えられたのは、息子にとって大きな財産だと思います。

多少辛いことがあっても、きっと自分で乗り越えるでしょう。

 

とはいえ、まだまだ小学校6年生。

偉そうなこと言ってるけど、まだ私も子供を立派に育て上げたわけではありません。

 

でもかわいい子には旅をさせよっていうのは、真実だなーって思います。

 

もちろん厳しく育てる根底には、大きな愛情があることが前提。
愛情があるから子供は頑張れるんだと思います。

 

 

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