かなりブログを放置してしまいました!
制作に追われると、ブログを後回しにしてしまいます。
たまにブログを書く暇ができると、師匠様のサイトへの記事のほうを優先して書いてしまいます。
いろいろ教えてもらってきたので、それくらいしか恩返ししないと~。
でもまぁ、それすらほとんどできなかったんですけどね(泣)
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ここ1か月、サイトやLPなどの制作にあたって、いろんな人と関わってきましたが
つくづく思うのは、web制作はまだまだきちんと形式化されておらず不明瞭な部分が多いってこと。
そしてうやむやにしてる人が、私を含めて多いってことです。
大雑把に「〇〇円でサイトを作成します」みたいな感じで仕事を引き受けてしまったら、後々のトラブルにつながってしまいます。
結局、大赤字になるくらいの作業をする羽目になります。
だから最初にきちんとどういった作業が必要で、その作業のためには何日かかって、その作業にいくらかかって・・・というのを打ちだし、クライアントに確認を取っておくことが大事です。
この「どこまでの作業をやるか、逆にやらないかを決めること」をスコープ作成と言います。
人によってスコープ作成とは言わない人もいますが、私はこの言葉を使っています。
これをやってない人がすごく多いんですよね。
だからトラブルが絶えないw
結局デザイナーはかなり無理してるのに、クライアントは「なんでこんなに時間がかかるんだ?なんでこんな料金を請求されるんだ?」と、お互い不満だらけってことにもなったりします。
これは特に個人でやってる人にありがちです。
トラブル回避のためには、制作にかかる前段階で、クライアントとの入念なすり合わせが必要なんですね。
今回から忘備録として、制作の流れや関わる人の役割分担、ヒアリングやスコープなどについて書いていきたいと思います。
web制作の9つの工程とは?
1 ヒアリング
ヒアリングシートや打ち合わせで、サイトのコンセプトや強みや伝えたい内容を聞き、クライアントの作りたいものをまとめます。
2 スコープ・見積もり作成
どういった作業をするのか、しないのかというスコープ作成、それぞれの作業にどれくらいの日数が必要か、そしてそれに対する見積もりを作成
3 サイトマップ、ディレクトリマップ作成
ディレクトリマップっていうのは、サイトマップをもとにサイト全てのページのタイトル・ファイル名・階層をExcelなどにまとめた一覧のことです。
どのページでも階層はできれば3段階層までにおさえます。
4 ワイヤーフレーム作成
それぞれのページの設計図を作成します。
どこになにを配置するのかを決めて、図式化します。
5 デザインカンプ作成
まず配色やフォント(フォントの種類や大きさ、行間など)を決めます。
そしてワイヤフレームをもとに、デザインカンプと言われる「完成見本」を作成します。
企画をどのようにデザインに落とし込んだのか、クライアントへ伝えることが目的となります。
6 コーディング
デザインが確定したら、HTMLに反映させます。
WordpressなどのCMSを使うなら、テーマ化します。
7 ブラウザチェック
それぞれのデバイスで、どんな見え方になるのかをチェックします。
8 プラスアルファのシステム導入
通販ページの作成やサーバ・ドメインの設定、決済システム、SSLなどの導入をします。
9 運用マニュアル作成
クライアントからの問い合わせをなるべく少なくするために、わかりやすいマニュアルを作成して渡します。
人によって順序は前後するかもしれませんが、だいたいこんな感じの流れになります。
クライアントにもどういった作業が必要なのか、それをするためにはどれくらいの日数と費用と人数が必要なのかを納得してもらい、スムーズに仕事をしたいものですね!